着物を着るときには襟を
着物を着た時には襟は長襦袢の襟と着物の襟で前から見ると2枚を着ていることがわかります。それに伊達襟を使ってもう一枚着物を着ているように見せるものがあります。その衿は長方形の生地を着物に取り付けて使用します。それは胸元を華やかに見せてくれる効果があります。その効果がより出せるように色合いは、はっきりとした色を使うことが多いです。訪問着や振袖などを着るときに使う人は多いです。また、最近ではパールとかビーズとか花などのアクセントをつけたものもあります。また、半衿が豪華に刺繍されたものをつかい、そして伊達衿を使うなどをすることもあります。振袖などの場合にはいっそう華やかになることで刺繍が施された半衿と伊達衿を使うのです。刺繍をした半衿を使うときには白い半衿の時より少し刺繍をしたものは多めに見せて着ることがおすすめです。衿をアレンジすることで振袖などをより映えさせることにもなり、着ている人にも華やかな空気が漂い晴れの日にぴったりとなります。
襟で着物が台無しにならないように
着物はきっちり着ていないと恥ずかしい思いをすることになってしまいます。自分ではちゃんと着ているつもりでも、気づいていないだけで影で笑われているなんてこともあるのではないでしょうか。そうならないために、まず襟もとに気を配りましょう。肌襦袢を意識しないで着物を着ると、衿元から肌襦袢の衿元が見えてしまうことがあります。着物スリップもしくは肌襦袢などの下着類は衿ぐりをなるべく大きく着て、完全に隠れるようにしたほうが良いでしょう。つまりは下着が見えてしまっているということなので、とても恥ずかしいです。また、襟の合わせ方にも注意したほうが良いでしょう。年齢や体系、着物の種類によって合わせ方が異なるので要注意です。しかりと着付けができていたとしても、襟の合わせ方が間違っていると台無しになってしまいます。着付けを終えて、出掛ける前に、自分の年齢や体系などに合った合わせ方ができているか確認してから出発しましょう。
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最終更新日:2023/5/11